憲法改正および憲法に深く係わる報道(2017年9月分) <参考資料>


掲載日:2017年10月8日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2017年9月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第39回)
 フランス大統領決選投票を前に
  必要なのは「この人に投票したらどうなるのか」という想像力です。
  大切なのは、票を投じる前に一瞬立ち止まって考えることです

           仏歴史家 フランソワ・デュルペ−ル(1971〜) 2017年4月26日

安倍政権関連
 静岡で日米共同演習に反対:静岡県の東富士演習場で行われる予定の演習反対の県民集会が開催される。(9月3日)
 官邸が東京新聞に抗議:加計問題に関し菅官房長官の記者会見で不適切な質問をしたとして文書で抗議。(9月9日)
 九条改正 首相案条文化へ:自民党憲法改正推進本部は九条改正論議の際に条文の形で私案として提出。(9月12日

 臨時国会ようやく召集:少数派の発言権を置き去りに、政権は要求を拒んで3ヶ月。28日に招集。(9月15日)
 年内解散も:首相は年内に解散する検討に入る。28日召集の臨時国会冒頭での解散も視野に。(9月17日)
 「拉致、圧力てこに解決」:首相は拉致被害者家族会で「厳しい圧力で早期解決」を迫っていくと表明。(9月17日)

 消費増税使途 自民公約に:首相は2019年10月の消費増税を予定通り行い、使い道を「人づくり」に。(9月18日)
 ロヒンギャ 支援へ:河野外相は遊説先のニューヨークで最大400万ドルの緊急支援を行うと表明。(9月19日)
 自民公約、「九条に自衛隊」:安倍首相が打ち出した憲法九条に自衛隊を明記する改正案を選挙公約に。(9月19日)

 財政再建目標 先送り:首相は冒頭解散意向固める。消費増税の使途見直しで単年度黒字化更に先送り。(9月20日)
 財務省、データー消去延期:「森友学園」問題でデーターを完全に消す作業を止めている事が判明。(9月24日)
 28日解散 首相表明:消費増税使途で「信を問う」。北朝鮮にも言及。来月10日公示、22日投開票。(9月25日)

 北朝鮮外相 国連総会で演説:国連総会の演説で自国の核・ミサイルを「正々堂々たる自営的な措置」と。(9月24日)
 衆院解散:自公vs希望vs共闘勢力。小池百合子氏の出馬も焦点。来月10日公示、22日投票。(9月25日)

沖縄関連
 伊江島にオスプレイ着陸:小野寺防衛相は6月に伊江島補助飛行場に急遽着陸したことを認める。(9月1日)
 石垣島にミサイル基地いらない:石垣市(人口約4万9200人)で反対署名1万1千人。活動継続。(9月1日)
 オール沖縄会議に国際的平和賞:NGOは普天間基地の辺野古への移設反対の「オール沖縄会議」を選ぶ。(9月2日)

 沖縄戦悲劇の地 無残:最大規模の「集団自決」があった読谷村の「チビチリガマ」が再び荒らされる。(9月12日)
 ガマ荒し 4少年逮捕:「ガマ」が荒らされた事件で、「肝試し」と供述の4少年を器物損壊容疑で逮捕。(9月15日)
 大型コンサート・会議施設(MIEC)計画交付金未定で難航:辺野古の新たな提訴に官邸意趣返しか。(9月24日)

 不発弾 街に戦争の傷:不発弾処理のため国際通りから一時、人が消える。不発弾は日常的に見つかる。(9月23日)
 オスプレイ緊急着陸:米軍普天間飛行場の配備機輸送機オスプレイ2機が緊急着陸。消防車出動も。(9月29日)

教育関連
 防衛装備庁の研究推進:補助金額が急増する同庁の「安全保障技術研究推進制度」への対応に悩む大学。(9月3日)
 核軍縮テーマ 学術誌創刊へ:長崎大核兵器廃絶研究センター編集オンライン学術誌を来年の3月に創刊。(9月4日)
 公立教員20代の割合増:全国の公立小中高で20代の教員の割合が増えている。都市部で高い傾向。(9月14日)

上記以外の重要事項
  被爆者運動の先頭に立ち続けた 谷口稜嘩(すみてる)氏の葬儀:「核なき世界」を見届けずに旅立つ。(9月1日)
 大企業の内部留保初の400兆円台:財務省の発表による。利益は大幅増で実質賃金は減少。(9月1日)
 朝鮮人虐殺 追悼の式典:1923年関東大震災から94年目の追悼式。踏襲の都知事追悼文を取りやめ。(9月1日)

 元長崎大学学長 土山秀夫氏死去:組織・党派を超えて核廃絶を訴え続けた。長崎「平和宣言」起草委員。(9月2日)
 日本維新の会の九条改正案、年内にも:憲法改正本部会議を立ち上げ初会合。早ければ年内にもまとめる。(9月2日)
 北朝鮮が核実験:昨年9月以来6回目となる核実験。大陸間弾道ミサイル搭載用の水爆実験に成功と発表。(9月3日)

 米、軍事行動示唆し北に警告:米政権は外交的解決を目指しつつも、マティス国防長官が北朝鮮に警告。(9月3日)
 マララさんミャンマーを批判:ミャンマー北部ラカイン州の少数派ロヒンギャを巡る処遇を批判。(9月3日)
 クラスター弾死傷者倍増:クラスター(集束)爆弾による作年の死傷者は971人(前年は417人)。(9月4日)

 山尾幹事長 一転撤回:前原代表が幹事長起用を決めていたが週刊誌のスキャンダル報道で大島敦氏に。(9月5日)
 メキシコで巨大地震:マグニチュード8.1。少なくとも28人が死亡と報じられる。行方不明多数か。(9月7日)
 千々石ミゲルの墓からロザリオか:16世紀にキリシタン大名の名代として欧州へ派遣された4人の1人。(9月9日)

 「ピカドン」56年ぶりに復刊:遺志繋ぐ女性2人の奔走で原爆写真家「福島菊次郎氏」のデビュー写真集。(9月9日)
 全国市民アクション結成:首相の九条改憲に対抗するための新しい市民連合。「九条の会」も初参加。(9月10日)
 玄海再稼働へ検査開始:原子力規制委は九電が来年1月の再稼働を目指す玄海原発3号機の点検始める。(9月11日)

 東電 新潟県柏崎刈羽原発6,7号機基準「適合」:2点の条件付き容認。福島の事故後初。(9月13日)
 対北朝鮮 石油3割削減:国連安保理が採択した制裁決議で石油3割減を中国も受け入れた。(9月11日)
 地球温暖化が進むと台風、2割巨大に台風の規模が今世紀末には現在より2割が大きくなると判明。(9月14日)

 スーチー氏の批判各国で:ミャンマーのロヒンギャ問題で非難。「ノーベル平和賞没収」署名40万人。(9月14日)
 絶滅危惧 2万5千種:国際自然保護連合(IUCN)は絶滅の恐れがある動植物をまとめた「レッドリスト」の最新版を発表。世界の8万7967種を評価し、約3割を絶滅危惧種とした。(9月14日)

  ミサイルまた日本上空通過:飛距離最長3700km。グアム攻撃能力可。国連安保理の制裁強化に反発。(9月15日)
 カッシーニ お疲れ様:米航空宇宙局(NASA)の土星探査機が土星大気圏に突入し燃え尽きる。(9月15日)
 高齢者に迫る「大負担増時代」:来年8月の制度見直しで月1万円余りの負担増に。中間所得層にも拡大。(9月18日)

 森友記録開示訴訟:上脇博之神戸学院大学教授が国に開示を求めた訴訟の初公判。国側は却下求める。(9月19日)
 核兵器禁止条約 署名50ヶ国に:国連本部での署名式典で署名50ヶ国に。日米首脳は演説で触れず。(9月20日)
 真珠湾で「原爆展」協議へ:広島平和記念資料館は「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」の開催に向けて、米ハワイの真珠湾 犠牲者を追悼するアリゾナ記念館などと協議を始める事を明らかにした。(9月21日)

  熊本3区 民・共共闘へ:衆院選3区で民進党が独自候補を取り下げ。野党候補者は共産党に一本化。(9月22日)
 メルケル首相 辛勝:ドイツの総選挙で与党のキリスト教民主・社会同盟が第1党を維持も議席減らす。(9月24日)
 米、北朝鮮を入国制限:スーダンを外し、非イスラム国の北朝鮮・ベネズエラ・チャドなどを加え8ヶ国。(9月24日)

 小池氏代表で新党:都知事は臨時記者会見で「希望の党」の設立を総務相に届け出た。全国に候補者を擁立し、単独過半数の議席を得るために「最善の努力」。現政権への批判選択肢の受け皿になることを目指す。(9月25日)
 南海トラフに対応:最大32万人が出ると想定される「南海トラフ」について新たな情報発信を導入。(9月26日)

 憲法学者ら声明:「憲法の規定する・・・立憲主義を危険にさらす」と緊急声明。法学者90名余参加。(9月27日)
 民進 事実上解党へ:民進党の両院議員総会で立候補予定者が離党して「希望の党」への合流方針を了承。(9月28日)
 慰安婦訴訟 二審も朝日新聞社勝訴:報道記事で「国民の名誉が傷つけられた」との訴訟で原控訴棄却。(9月29日)

 核廃絶署名515万筆超え「ヒバクシャ国際署名連絡会」は10月初めにも国連総会第1委員会に提出。(9月29日)
 希望・維新「すみ分け」:小池・松井の両代表は東京と大阪の選挙区で候補者を「すみ分け」立候補。(9月30日)
 滋賀県全選挙区で統一候補:「市民の会しが」は野党共闘を推進して総選挙で完全勝利を目指す。(9月30日)

2017年10月8日  大村市九条の会 事務局