憲法改正および憲法に深く係わる報道(2018年5月分) <参考資料>


掲載日:2018年6月3日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2018年5月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第47回)
  ・ 誠実さと信念だけが人間を価値あるものにする
  ・ すべての人間らしいあやまちを清い人間性がつぐなう
           ドイツの詩人 ゲーテ(1749~1832年)

  ・ 過ちて改めざる、是を過ちという       論語 衛霊公第十五2.9
  ・ 過ちては則ち改むるに憚ることなかれ   論語 学而


安倍政権関連
 安倍政権に望む政治課題は:世論調査で政策優先度は景気・雇用が1位、
憲法改正は最下位。(5月2日)
 迫田元理財局長を任意聴取:森友学園への国有地売却問題で大阪地検特捜部が任意で事情聴取。(5月3日)
 柳瀬氏 10日にも参考人招致:柳瀬元首相補佐官の参考人招致で与野党は国会正常化へ合意。(5月7日)

 代議士に暴言の空3佐 訓戒:防衛省は小西参議院議員に暴言を吐いた自衛官に三番目に軽い訓戒処分。(5月8日)
 
日中韓 朝鮮半島非核化へ連携:首脳会談では圧力重視の日本に対し、対話にも重きを置く中韓と温度差。(5月9日)
 日韓、歴史問題争わず:両首脳は首相官邸で会談。協力関係を重視、歴史問題を争点化しない姿勢で一致。(5月9日)

 柳瀬氏 加計側と3回面会:首相へ報告はしていない。首相案件は趣旨が違う。真相解明にはほど遠い。(5月10日)
 柳瀬氏の名刺公開:県や市職員の同席を不明と答弁した事に愛媛県知事は職員が受け取った名刺を公開。(5月11日)
 原発比率30年に「20~22%」:「エネルギー基本計画」の閣議決定を目指すも「非現実的」との指摘。(5月13日)

 森友との交渉記録 財務省に存在:佐川前理財局長が国会で「破棄した」と答弁した記録が存在。(5月13日)
 候補者男女均等法が成立:全選挙区が対象。各政党に目標促す法案。参議院本会議で全会一致の可決成立。(5月16日)
 加計問題「疑惑晴れず」83%:世論調査で首相の3選については「続けて欲しくない」が53%。(5月20日)

 加計学園新設について愛媛県、国会に新文書:愛媛県知事は国会の要請を受けて調査し、
「加計氏 15年首相に説明」したとする文書を含む27枚の記録文書を「正直に出した」と明らかにした。(5月21日)
 首相、加計氏との面会否定:愛媛県新文書に対し、15年2月「入邸記録廃棄」で確認できないを根拠に。(5月22日)

 
国民を欺いた罪深さ 財務省 森友記録を意図的に廃棄:佐川氏の国会証言に合わせたものと判明。首相夫人付き職員の発言記録も明らかに。(5月23日)
 防衛相はイラク日報の隠蔽を否定:「ない」としてきたイラク派兵時の日報が存在した問題を国会に報告。(5月23日)

 
加計側「県・市に誤った情報を与えてしまった」とコメント:総理と理事長の面会はなかったと訂正。中村県知事は「県に正式な説明がない以上、コメントはできない」。(5月27日)
 佐川氏 改ざん不起訴へ:大阪地検特捜部は森友文書を巡り、佐川氏以下関係幹部38人も全員が不起訴。(5月31日)

 野党、佐川氏再喚問要求:不起訴処分を受けて野党は再喚問要求方針を確認。麻生財務相の責任追及。(5月31日)
 自民「70歳定年」 9人が出馬意思:来年度参院選「比例区」で対象となる9人へのヒアリングで判明。(5月31日)
 西海市長 夏場の夜間訓練「中止」要請:杉沢市長は米海軍司令官と懇談し、夜間訓練の危険を説明。(5月31日)


沖縄関連
 校庭からの児童避難事例が続く:米軍普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校では3ヶ月で367回。(5月10日) 
 本土復帰5・15平和行進:11~13日。宜野湾市宜野湾海浜公園で「県民大会」開催。3500人参加。46年後の現在も国土の0.7%に米軍専用施設7割を超す現状変わらず。子供の貧困も放置か。(5月14日)
 世界自然遺産 奄美・沖縄推薦取り下げ:ユネスコへの登録を目指す鹿児島・沖縄両県は一端取り下げ。(5月29日)


 上記以外の重要事項
 阪神朝日支局襲撃31年:小尻知博記者(当時29歳)の遺影に市民ら約640人が黙祷を捧げた。(5月3日)
 中朝、連携強化を確認:北朝鮮を訪問中の中国王毅外相は米朝会談を前に金正恩氏と会談。(5月3日)
 法王に「被爆地へ」要請:田上長崎市長はバチカンのフランシスコ法王に謁見。広島との連名で要請。(5月4日)

 潜伏キリシタン 世界遺産登録勧告:イコモス(国際記念物遺跡会議)は「顕著な普遍的価値」と評価。(5月4日)
 ノーベル文学賞 今年度見送り:選考会員親族のレイプ疑惑で対応に不満を持つ会員の辞意が続き混乱。(5月4日)
 ハワイ島 火山噴火:キラウエア火山噴火に伴いマグニチュード6.9の地震が続いている。被害報告なし。(5月4日)

 長崎・川棚 石木ダム反対の催し;加藤登紀子さん、元滋賀県知事嘉田由紀子氏など1000名余参加。(5月6日)
 アメリカンフットボール悪質タックル:関西学院大との定期戦で日大側ディフェンス選手が故意のプレー。(5月6日)
 国民民主党 結成:民進党と希望の党は新党を結成。合流は両党109人の内の62人。残り4割が拒否。(5月7日)

 世界の軍事費 冷戦後最多に:ストックホルム国際平和研究所によると前年比1.1%増1兆7390億ドル。一人あたり230ドル(2万5千円)で1989年の冷戦終結後で最高になる。(5月8日)
 石炭火力融資 日本に批判:地球温暖化を危惧する「世界的流れ」に逆行。第一生命は融資を見直し。(5月8日)

 米、イラン核合意を離脱:2015年に米英仏独中ロの6ヶ国とイランが結んだ核合意から離脱。制裁を復活。(5月8日)
 正恩氏訪中 習氏と再会談:中國遼寧省大連から僅か40日で再会談。米朝会談前の核問題交渉の調整か。(5月9日)
 前川前次官講演会実行委に脅迫文:4月に北九州で開催の講演会で実行委員の市議にネットや手紙で脅迫。(5月9日)

 北朝鮮、米市民3人解放:ポンペオ米国務長官は北朝鮮を訪れて直接交渉。拘束されていた3人が解放。(5月9日)
 もんじゅに支払われた経費 1兆1300億円:廃炉となる「もんじゅ」。このうち4割は必要性に疑い。(5月11日)
 超小型衛星 年100機放出へ:宇宙航空研究開発機構(JAXA)は実験棟「きぼう」から放出。(5月11日)

 米無人飛行機 壱岐で試験飛行:米国の大型無人航空機メーカーが壱岐空港を拠点に国内初の試験飛行。(5月13日)
 夜の佐世保湾 やまぬ騒音:エアクッション型揚陸艇(LCAC)の夜間訓練。日米協定調整機能せず。(5月13日)
 初の中国産空母 試験航行:遼寧省・大連から出航。旧ソ連の空母を改修した「遼寧」に続き2隻目。(5月13日)

 米大使館 エルサレムに移転:イスラエル建国から70年。テルアビブから移転。デモ銃撃37人死亡。(5月14日)
 玄海3号機、営業運転:九電玄海原発3号機が原子力規制委員会の検査が終了し、7年半ぶりに稼働。(5月16日)
 また、米高校で乱射事件:テキサス州サンタフェで父親の銃を使用した事件。殺人容疑で高校生逮捕。(5月16日)

 「九条俳句」掲載拒否に賠償判決公民館便りの掲載を拒否したさいたま市に対し、二審も賠償を命じる。(5月18日)
 大学教員 半数が非常勤:半数が非常勤。常勤も4分の1が任期付き雇用。教育の安定や処遇が課題。(5月20日)
 是枝監督 カンヌ最高賞:家族のつながり問いかける「万引き家族」が邦画で21年ぶりの受賞。(5月20日)

 社会保障費 2040年度190兆円:政府推計で65歳以上がピークを迎え、今年度の1.6倍。(5月21日)
 米朝、会談巡り神経戦:6月12日、シンガポールで開催予定の会談に関し、トランプ氏、北朝鮮牽制。(5月22日)
 北朝鮮、核実験場爆破:北朝鮮北部・豊渓里(プンゲリ)にある実験場の坑道や関連施設を予告通り爆破。外国メディアに公開したが「完全検証」は困難。トランプ大統領は「段階的非核化容認」。(5月24日)

 米朝会談中止:中止に対し、米国は「将来の開催に期待」。北朝鮮は「意外」であるとして再考を促す。(5月24日)
 籠池被告夫妻 保釈:補助金詐取で起訴された両被告は拘留10ヶ月で保釈された。「国策拘留」と批判。(5月25日)

 南北首脳 再会談:4月27日以来2度目。米朝会談実現に向けて意見交換したものと思われる。(5月26日)
 諫早和解協議 事実上決裂:漁業側弁護団が諫早訴訟の和解案「決裂」は「屈服を強いるもの」と表明。(5月28日)
 

2018年5月7日  大村市九条の会 事務局